膝の水を抜いたほうがよいのか クセになるのか
膝に水がたまっているかたで、つっぱって、曲げられない等症状があまりにひどいときには、一度膝の水は抜いたほうが良いこともあります。
しかし専門家の間でも膝の水を抜くことについては意見が分かれることも多々あります。
水を抜かずに保存療法(たとえば包帯などで圧迫固定する等)でも
対応できる場合もあります。
膝の水を抜くと、クセになるのか・・・
繰り返す膝の水の原因は、以下のようになります。
膝の水の原因となる炎症を治癒せずに、何度も膝の水を抜いているケースがあるため、クセになると勘違いされるのでしょう!
1.膝に水がたまるのはなぜ?
膝は、最もよく動かす関節のひとつです。関節が滑らかに動くようにいろいろな仕組みがあります。そのひとつが「関節包」です。
これは、関節を包んでいる袋のことで、中に滑液という液が入っています。この滑液は関節をスムーズに動かすとともに、関節が滑らかに動くようにクッションの役割を果たしている軟骨の栄養源になっています。何らかの原因で関節が炎症を起こすとそれを抑えようと、この滑液が余計に分泌されます。
膝に水がたまった状態を「水腫」と言います。
2.水腫が起こると膝はどうなる?
膝に水がたまりだすと、関節内部の圧力が高まり関節が不安定になります。また、滑液に圧迫されて血流が悪くなり、膝の曲げ伸ばしをするたびに痛みが走るようになります。膝を動かさなくなると、筋肉が衰えたり血流がさらに悪くなったりします。すると、ますます関節が不安定になり、軟骨が破壊されたり炎症が起きたりするのです。それを察知して滑液がますます増えるという悪循環になる可能性もあります。
3.膝に水がたまる原因とは?
加齢による関節の炎症
年をとるほど、関節が劣化してクッションの役割を果たす軟骨がすり減っていきます。すると、骨と骨同士がぶつかりやすくなって炎症も起こりやすくなるのです。
関節の病気
リウマチや変形性膝関節症などの病気にかかると、関節が炎症を起こしやすくなり膝に水がたまります。病気が原因の場合は関節の治療を行っても、すぐに炎症が再発してしまう可能性が高くなります。
運動中のけがや事故
どのような運動でも、膝は使います。特に、走るスポーツは膝を酷使するでしょう。子どものころから厳しい練習をしていると、膝の故障が多くなります。また、事故でけがをしても関節が破壊されて水がたまりやすくなるのです。このような場合は、膝を酷使することをまずやめてください。無理をすると関節が一生元に戻らなくなります。
膝の使いすぎ
長時間の立仕事や歩き仕事などをしていると、若くても膝に水がたまる場合があります。このような場合は、膝をしばらく休ませることが大事になります。
4.奏鍼灸整骨院での治療
当院の場合は包帯かテーピングによる圧迫固定や手技療法や超音波治療器、鍼灸などで
膝の炎症を抑え、また血液や水分の循環を良くして腫れを減らしていく方法を取っています。
ただしあまりに状態の悪い方には病院の受診をオススメすることもあります。
♦痛みや症状が出てから治療までの時間が早いほど治療期間は短くなる傾向があります。
痛くなったらすぐ当院で治療しましょう!!
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